四天王寺の大古書祭
娘の優しい涙
本日、我が家に新しい車がやってきました。
買い換えたのであります。
中の空間も広くなって、子供たちも喜んでおりました。
ディーラーで引き渡しを終え、今までお世話になった車を背に、新車でディーラーを出るときです。
小学校2年生の長女が、一人泣いていたのです。
先程まで、あれだけ喜んでいた娘でしたが、
これで、本当にお別れなんだと実感したのでしょう。
そして、きっとひとりぽつんと残された寂しそうな姿を見て、車の立場、気持ちになってくれたのだと思います。
娘の優しい涙に、私も妻も、胸が暖かくなりました。
そして何より、今までお世話になった車も、きっと嬉かったと思います。
さようなら。
そして、ありがとう。
アウディちゃん。
娘がいつも、そう呼んでいました。
本当に、お疲れさまでした。
この4ヶ月で、読んだ本たち
2017年も4ヶ月が経ちました。
光陰矢のごとし。月日が経つのは、本当に早いものです。
この4ヶ月で読み終えた本を、ここに記そうと思います。
1.【後世への最大遺物 デンマルク国の話】内村 鑑三
2.【おしゃれと無縁に生きる】 村上 龍
3.【無趣味のすすめ】村上 龍
4.【都鄙問答】石田 梅岩
5.【確定拠出年金入門】井戸 美枝
6.【悩む力】姜 尚中
7.【続・悩む力】姜 尚中
8.【700番 第二巻 第三巻】ASKA
9.【天国のママから届いた最後の贈り物】マリー・ロール・ピカ
10.【大阪のおもてなしはここから始まった】牧 香代子
11.【それでも、日本は『戦争』を選んだ】加藤 陽子
12.【秘密結社Ladybirdと僕の6日間】喜多川 泰
あと、漫画で言えば、横山まさみち絵の【西郷隆盛】や、【坂本龍馬】など、幕末ものを読んでいました。
年間50冊を目標にしていますが、順調に遅れていますf(^_^;。
それでも、気づき大きい名著が多いです。
さてさて、ペースをあげて参ります。
これから必要な『老子の教え』
師匠と月1度の勉強会がありました。
毎月、お会いする度に、師匠と私の差がどんどん開いていくような、そんな感覚を覚えます。
師匠は、現代社会に必要なものは、【老子の教え】だと言われました。
今の時代を生きる私たちの課題は、山積みであります。
わが国の問題もそうですが、もっと身近なコミュニティが、急激な勢いで悪くなっています。
教育も、家庭も、職場もどうでしょう。
血の通った愛のある関係性は薄れ、専門性や、成功主義に偏った、知性的でドライな人間関係が蔓延っているように感じてなりません。
自己主張の上手くなった人が強く、優しくて真面目な人が追いやられていく、そんな気配すら感じます。
老子とは、戦国の最中に生まれ育ち、その中で勝つのではなく、負けない生き方、または自然の摂理、宇宙の摂理にしたがって生きることを説いた、超越の偉人だと知りました。
こんな時代だからこそ、無為自然の宇宙の法則=【TAO】の中で生きていることを知らなければいけないと思いました。
師匠はいいます。
孟子しかしらなければ、孟子だけの頭になる。
孔子しかしらなければ、孔子だけの頭になる。
あらゆるものの観方を、味方にする。
そのために学ぶのです、と。
老子をしっかり勉強して、どんな時代が来ても揺るぐことのない『TAO』の真意を持っていきたいと思います。
家紋セミナー
8月に、子供たち向けのセミナー講師をさせてもらうことになりました。
いつもお世話になっている法人さんの、夏休みイベントの一環です。
このイベントで、子供たちの夏休みの自由課題(宿題)として、歴史をテーマに何か出来ないですか?と依頼を頂きました。
少し考え、浮かんだものが、【家紋】でありました。
家紋とは何か、なぜ出来たのか、有名な歴史上の人物の家紋を紹介したり、また皆のお家の家紋を調べたりできれば、自由課題にも相応しいものになるのではないかと思いました。
また、実際に好きな家紋や、オリジナル家紋等をデザインし、個性豊かな家紋の幟をつくってみては?と、妻が提案してくれました。
それはナイスアイデアと、早速、セミナー内容の妄想をしてワクワクしております。
せっかく頂いた企画です。
微力ながら、少しでもご縁のある方にお役だち出来ればと思います。
妻の誕生日
今日は妻の誕生日でした。
家族皆でケーキを食べ、お祝いをしました。
妻は、物欲というものがあまり無く、何か欲しいものはないのと聞いても、欲しいものがわからないなどと言います。
ただ、こうして家族皆で一緒にいられる時間が満足だと、ある種、悟りを開いた境地のごとく、言葉にするのです。
きっと、物などで満足するよりも、もっともっと大切なことに、充実感や幸せを感じられているのだと思います。
昨日読んだ、三木清の人生論ノートの一節が脳裏に浮かびました。
『生活の分裂から娯楽の観念が生じた。』
つまり、生活というもの自体が本来は楽しいものであるのに、その生活に楽しみを感じられなくなった近代社会が、娯楽を分離させ、娯楽を求めるようになったということです。
そういう意味では、生活をありのまま幸福と受け入れられる妻は、素晴らしい人生だと思います。
改めて、誕生日おめでとうございます。
大阪万博やカジノ計画に思う。
2025年の大阪万博計画。
大阪に好景気を期待している人々も多いでしょう。
確かに、インフラ整備などは確実に行われるし、人材も大いに必要とされるでしょう。
しかしながら、あの1970年に開かれた大阪万博の熱気は生まれるのでしょうか。
私は非常に疑問を抱きます。
といいますのも、あの万博とは、高度経済成長期の真っ只中。
これから未来が変わる。もっももっと生活は良くなると、誰もが前に進んでいく事を実感していた時代背景がありました。
さて、今はといいますと、少子高齢化が進み、経済成長は限界まで達し、国の借金は膨張し続けています。
その中での万博。
ただただ経済発展を目的にするのではなく、今一度、何をテーマにし、具現化された目的を掲げてもらいたいと願います。
経済発展といえば、もう一つはカジノ計画です。
これもまた、あまり賛同できません。
カジノというギャンブル場で、本当に長期的な経済発展が出来るかどうか?
そして何より、環境の問題です。
これ以上増やす必要はあるのでしょうか。
大阪は大好きな街でありますが、経済発展に目が行き過ぎているよいに思います。
もっと環境や教育について、予算を使ってもらいたいと感じます。
政治も大切ですが、やはり、社会の末端に住む私たちが学び、これから社会を担う世代への教育を大事にしていくべきだと思う、今日この頃です。
リビングの書棚
ついに、今年の目標の一つでありました、『リビングに書棚を作る』が達成しました。
なんとも良い景色です。
好きな本を眺めながら食事をしたり、家族で話あったり、勉強や仕事をしたり。
もちろん、読書もリビングで思いっきり楽しめます。
また、本の帯は語っています。
家で過ごす時間の、殆どがリビングです。
そのリビングで、今の心境に合った本の帯が目に飛び込んだとき、その本を手にするでしょう。
すると、そこにはヒントが隠されているかもしれません。
大きな気づきを得られるかもしれません。これは、子供たちにも言えることです。
家族皆の文化資本になる書棚。
空いているスペースには、どんな本が入るのでしょう。楽しみです。
駿府城
『絶景』の続きになりますが、日本平から次に向かったのは、駿府城公園。
大河ドラマ『おんな城主直虎』で旬なお城ですね。
天守台の跡地は、現在大規模な発掘調査中たでした。
ですから、お城の跡地という雰囲気は、少し消されておりました。
しかしながら、紅葉山庭園は、見事な美しさでした。
それはまさに城郭の大名庭園であり、時間が止まったような、また夢のような居心地さ、やさしさを感じる場です。
現代を生きる慌ただしさの中の憩いの場とでもいいますか、本当に癒されました。
夕方は、愛知県岡崎市で、家具職人、販売をされているお客さんにお会いしました。
2週間前に生まれたばかりの赤ちゃんともご対面。
ご商売のこと、教育のことなど、色々なお話ができました。
帰って来たのは21時30分。
疲れましたが、丸1日を存分に味わいました。人生はやはり、素晴らしいです。
絶景
昨日、静岡市でお仕事をさせて頂きました。
約束の時間が朝の10時でしたので、5時半過ぎには家を出て、車を走らせました。
道中も順調で、9時過ぎには静岡市内に着いていました。
静岡市は天気が良く、国道を走ると、真正面に大きな富士山が顔を出しました。
新幹線からしか見たことがなかったので、その大迫力には、非常に驚かされました。
お会いしたお客さんはというと、来月にはお子さんが生まれるという、幸せに満ち溢れたご夫婦でした。
帰りに、そのお客さんに教えて頂いた、『日本平』に行って参りました。
くねくねした山道を抜けると、富士山と駿河湾が一望できる、日本平にたどり着きました。
その絶景たるは、本当に美しく、感慨無量でありました。
7月には、あの山頂にいるのだなぁと想うと、とても不思議な感覚でした。
この4月は、宮島、法隆寺、渦潮、そして富士山と、日本を代表する素晴らしい景色を味わうことができ、本当に有り難い限りです。
美しいものを見ることは、心も美しくなることだと思います。
ご縁に感謝です。