dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

有難う!2019年

今年も大晦日に、2019年最後の日の入りを見届けることができました。今年は平成から令和へと時代が移り変わる1年でありました。日本人にとっては、それぞれが平成や令和、また歴史や文化というものに、想いを馳せた年であったと思います。無病息災といいま…

ファクトフルネス

年末に向けて大変慌ただしくなってきました。体調管理は大切にしていきたいものです。さて、年末年始に是非読んで頂きたい1冊を書き留めておきます。「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」ハンス…

成形の功徳

江戸狂歌の一つに、【いつまでも あると思うな親と金】という言葉がありますが、この続きがあるのを知りました。この後には、こんな言葉が続きます。 【いつまでも ないと思うな運と災難】 ほんとにうまくまとめたものですね。自分には運がない、あの人だか…

人生を短くしている生き方

1987年に初版された、【生き方の研究】(森本哲郎著)を読んでいます。先日亡くなられた中曽根さんが総理大臣を務めていた時代です。この本は、人間はどのように生きるべきか?という問いと向き合い、その答えとして、先人たちの智恵を紹介するといった、哲学…

理化学研究所、一般公開

先週末に家族で、吹田市にある理化学研究所の一般公開イベントに行って参りました。理化学研究所が普段行っている研究を、一般公開してくれ、しかも研究者が直接色々な研究成果を教えてくれるという豪華なイベントで、大人も子供もとても興味深く学ぶことが…

蹴上~南禅寺

先日、年賀状用の写真を撮るため、京都にある蹴上インクラインへ家族で遊びにいきました。琵琶湖疎水による舟運ルートの一区間(蹴上)を走る傾斜鉄道跡で、明治から昭和初期まで活用されていたようです。今も線路が、鮮明に残っていて、歴史好きな私は、当時…

二宮金次郎

先日、盛和塾北大阪事務局が主催で上映された映画【二宮金次郎】を観に行ってきました。この映画は、通常の映画館ではやっていない映画ですが、金次郎の文献を元に描かれた、素晴らしい映画でした。二宮金次郎は、日本を代表する素晴らしい人物であることは…

飛行塔

昨日、生駒山上遊園地に出掛けました。一つ目的がありました。どうしても遊具のひとつである【飛行塔】に乗りたかったのです。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、この飛行塔は、1929年に作られたものなんです。世界大恐慌が起こった年ですね。戦時中に…

中江藤樹

私が友人と共に企画し、定期的に開催している【歴史ツアー】。10月20日に、第16回目の開催として【中江藤樹】を学んで参りました。中江藤樹という名前、または何を成し遂げた人かを知る人は、意外にも少ないです。戦前の日本では、二宮金次郎(尊徳)よりも知…

国土からみる日本のリスク

台風19号により、またもや記録的な被害がでましたね。自然災害はここ数年、本当に顕著に現れています。元国土交通省技監の大石久和さんが、日本の国土というものを分かりやすくまとめておりますが、これを見ると極めて日本という国が災害リスクの高い国だと…

スポーツは被災者に勇気を与えるのか

ラグビー日本代表がベスト8進出という、歴史的快挙を遂げた。私はラグビーとは縁がなく、ルールすら知りませんが、この盛り上がりからして凄いことなんだと、客観的に思います。スポーツが盛り上がることはとても素晴らしいことだと思うのですが、いつも、…

スピッツ

もう十数年ぶりでしょうか。スピッツのニューアルバムを購入しました。朝の連続ドラマ小説【なつぞら】の主題歌、『優しいあの子』はもちろんですが、アルバムの収録曲である、『ありがとさん』に、もうなんというか、心を掴まれてしまいました。実はスピッ…

モダン・タイムス

チャップリンの映画、【モダン・タイムス】を観ました。「人生は近くでみると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」チャップリンの名言通り、一つ一つの場面は悲劇的な出来事ですが、人生を長期的に見ると笑い話になる。そんな感動的な笑いの生まれる映画で…

いよいよ

消費税10%時代に突入しました。色んな意見があると思いますが、私個人的には、景気の上向きはないなぁと思っています。消費税が10%になることで、よし、給料があがる!と思う人は少ないと思います。逆に、抑えるところを抑えないと!と財布のヒモを締め直す…

ライオンズ、連覇!

【私には青い血が流れている】と言えるほど、物心ついたときから父親の影響でレオ党の私。昨日、西武ライオンズはパリーグ連覇を果たしました。今年のパリーグは混戦で、開幕からホークスを除いてはどこも団子状態。ライオンズも1つ勝っては1つ負ける、と…

起承転々

仕事の合間などで少し時間がある時は、ついつい本屋さんに行ってしまいます。昨日はブックオフがあったので、なにげに好きな人物の本を探していましたら、童門冬二さんの、『50歳からの勉強法』という本に出会いました。小説 上杉鷹山など、歴史小説を書かれ…

アドラー心理学

アドラー心理学を日本に広め、200万部のベストセラー『嫌われる勇気』の著者である岸見一郎さんの講義に先日参加しました。講義といっても、椅子を円に並べて、オール質疑応答という形式。とても斬新で緊張感のある、面白いものでした。印象的だったこと…

森繁久彌さんの授業

2学期がはじまったという学生さんも多くいらっしゃるとおもいます。うちの子も、久々にいく学校、幼稚園にそわそわしておりました。さて、学校で思い出す話があります。昭和の大スターである森繁久彌さんが、ある小学校で授業をした時のお話です。森繁さんが…

黒澤明【生きる】

黒澤明監督作品、『生きる』を観ました。昭和27年の映画ですから、当時の様子がうかがえることも、古い映画の楽しみですが、この生きるには、人間の何たるものかが、明白に描かれた素晴らしい映画だと感服致しました。主人公は、退職間近に迫った役所勤めの…

私にとってのお墓

8月14日、先祖の墓参りに行って参りました。祖父祖母、そして両親のお墓ですので、墓参りをすることは私の田舎に帰省するようなものです。大きな霊園には、台風の影響もあってでしょう、15日を避けて多くの車が駐車されていました。一般庶民のお墓の文化とい…

病院ラジオ

先日、NHKで放送されたサンドウィッチマンの『病院ラジオ』を観ました。今回でこの番組は3回目となり、「がん専門病院編」で、東京・築地の国立がん研究センター中央病院に2日間限定のラジオ局を開設し、サンドウィッチマンが患者や家族のお話を聞いていくと…

第74回大阪府戦没者追悼式

今年も、大阪府戦没者追悼式に参列させて頂きました。先の大戦では、大阪府だけでも12万7000人以上の方々が命を落とされています。その中には、空襲で亡くなった方、戦地に駆り出され戦闘で、餓えで、そして病で亡くなった方々も大勢いらっしゃいます。また…

ハンバーグとエビフライ

先週末、幼少の頃から細々と続けている空手の合宿に行って参りました。兵庫県は姫路の北部、波賀町という山の中に宿舎があり、2日間、自然の中でまさに森林浴をしながら過ごせたことがとても気持ちの良いものでした。さて、合宿には沢山の子供たちが参加して…

兆し

昨日は師匠と、8時間勉強して参りました。しかも、休憩はありません(笑)それでも不思議と、時間の感覚を失い、気がつけばもうこんな時間?というような、幸福な一時でした。さて、師匠からの学びのひとつに、【兆】~きざし~というお話がありました。人生で…

飛鳥と明日香

先日、奈良県桜井市で仕事をさせていただきました。そこから車で10分のところに、石舞台古墳がありましたので、商談の後行って来ました。小学6年生の時以来の石舞台古墳でした。子供の時と、大人になってからとでは、当たり前ですが感じ方、ものの見方が変…

グローバル化で本当に必要なもの

少しずつですが、わからないなりに聖書を勉強しています。聖書は全世界で一番読まれている本ですので、これは読まなければと思い、手にはしたものの、非常に難しい(^-^;世の中はグローバル化が進み、他国語(英語や中国語)を学ぶことは大変立派なことですが、…

長いお別れ

映画【長いお別れ】を師匠と観に行きました。認知症の父(役は山崎 努さん)と、その父を支える家族の物語ですが、これは本当に素晴らしい映画でした。認知症の父を支えながら、実は支えられていたのは家族ではないか?認知症もいう、表面的なイメージや苦労は…

広島平和記念資料館

今日は広島で仕事をさせて頂きました。約2年ぶりの広島。 前回は家族旅行でした。その時は、広島平和記念資料館が工事のために入れませんでしたが、今年の4月29日にリニューアルされた資料館に行って参りました。資料館のはじまりは、まだ原爆が投下される前…

学問のすゝめ

明治に書かれた福沢諭吉の『学問のすゝめ』はあまりにも有名ですが、現代に生きる我々の中で読まれた人は少ないかもしれません。この本が書かれたのは、日本が西洋列強と開国し、そして常に植民地の驚異にさらされた時代でもありました。そんな中、福沢は日…

行方不明の同級生発見

行方不明・・・というと、いかにも事件性を匂わせてしまいますが、あくまでこちらサイドの一方的な表現ですね。ずっと、どこにいったんだろう、何をしているんだろうと、心の中で彼を心配するスペースがあって、時々そのスペースを覗く、という事を繰り返し…