人生の砂時計
先日、42歳の誕生日を無事に迎えることが出来ました。
こうして歳を重ねていくと、お客さまにもよくお話をしますが、人生が砂時計のように見えてくることがあります。
砂時計の上の砂が残された時間、下の砂が過ぎ去った時間。そうすると、どんどん上の砂が減っていくことばかり気になってしまって、歳を重ねることが、ある意味寂しくなったり、また、できることがどんどん少なくなっていくような印象もあります。
しかし大切なことは、下の部分にどんな砂を入れたのか、またこれから入れていくのかだとおもいます。
つまり、どんな生き方をしてきたか、これからしていくのかで、その溜まった砂を見たときに本当に豊かな人生になり、ああ、いい人生やったなぁという、何とも言えない幸福感を感じるのではないでしょうか。
そんなことをお客さまにお伝えしながら、自分自身に言い聞かせております。
残りの砂がどれだけあるかはわかりませんが、毎日を味わいながら、素敵な砂をたくさん溜めていきたいものです。
この溜まった砂は、共に生きた後世の方々に残る砂にもなりますから。