ハンバーグとエビフライ
先週末、幼少の頃から細々と続けている空手の合宿に行って参りました。
兵庫県は姫路の北部、波賀町という山の中に宿舎があり、2日間、自然の中でまさに森林浴をしながら過ごせたことがとても気持ちの良いものでした。
さて、合宿には沢山の子供たちが参加しているのですが、気になることがありました。
練習が終わったあとの夕食のことです。
子供たちのお皿には、エビフライやハンバーグなど、子供のご馳走メニューが並んだのですが、なんとそのメインを残す子供が続出したのです。
僕の子供の頃は、エビフライやハンバーグを残すなんて、考えられなかった。しかし、多くの子供たちが残していたのです。
それまでにお菓子を食べていた?
そもそもあまり好きではない?
疑問を持ったまま、家に帰り、ふと妻にその事を話すと、意外な言葉が帰ってきました。
『うちの子たちも、好きじゃないよ』
ええ!?そうなん?衝撃でした。
そして、こう続けました。
『家の手作りハンバーグは食べるけど、お子さまランチにある、加工されたハンバーグの味があまり好きではないみたい!』と。
エビフライも、ちゃんと衣をつけて揚げたエビフライなら食べるそうです。
なるほど、あの加工されたような味は、今の子供たちにウケがいいとは限らないのか?
ほんの一例ですが、我々が好きだったものが、今の子供たちに必ずあてはまるとは、限りませんね。
時代はどんどん変化していきます。
もちろん、今でもあのハンバーグやエビフライが好きな子たちも多くいるとは思いますが、決めつけてはいけない。
そんなことを気づいた合宿でもありました。
さぁ、梅雨も明けました。
思い切り夏を味わいたいと思います。