インスパイアする人生
“商いは牛の涎”という言葉があります。
商いをするには、一時に大もうけをしようと
すれば失敗するものだから、牛の涎のように
細く長く切れ目なく気長に続けねばならない
という意味です。
これは、商いに限らず、どんな仕事や人生に
おいても、当てはまるのではないかと思います。
自己の利益ばかりを考えるのではなく、
この長い人生で、自分は何をどのように
行うのか、そして、なぜそれをしていく
ものかを思考しなければならないのだと思います。
そうして自分をインスパイア(鼓舞)し、
ゆっくりでも、人に何かを残す、
何かを貢献する、創造することで前に進めたら、
なんて素晴らしい人生になるのでは
ないでしょうか。
社会学者ウルフが言った言葉に、
“人生の3つの態度”があります。
①させられる人生
②競争する人生
③創りだす人生
です。
これは、我が師に教えていただきました。
人は全ての時間を、③の創りだすことばかりに
充てられないのは、悲しいかな事実です。
競争社会といわれる時代です。
そんな社会で必死に生きていく。
そんな人々も多々いるでしょう。
しかしながら我々は、やらされるために
生きてはいません。
自分の意思で、主体性を持って、
生きていきたい生き物です。
毎日、思うようにはいかない人生に、
くらくらとしながらも、自分の頭で考え、
創造していく、そんな挑戦をして
いこうと思います。