感動貯金箱
先日、Panasonicの本社にあるパナソニック・ミュージアムに家族で行って参りました。
私の父は、松下電工に勤めていましたので、家にはNational製の電化製品や、松下幸之助さんの本があり、今でもPanasonicにはとても馴染み深さがあります。
ミュージアムには、大正時代に開発されたアイロンや白熱灯、昭和に入ってからの懐かしいNational製品、そしてPanasonicのテレビやラジカセ、最新の美容器具まで展示されており、見るものの心を魅了しました。
個人的には、おばあちゃんの家にあった電子レンジ(1980年代のもの)と、赤いラジカセ(これも1980年代)に再会できたことが、本当に嬉しかったです。
そして、子供達も楽しめるようにスタンプラリーがあったので、退屈せず家族みんなで楽しめした。
また、ミュージアムの別館として松下幸之助歴史館があり、創業者の松下幸之助さんの歴史や人間像を非常によく学べるようになっていました。
驚いたのが、30種類もの幸之助さんのメッセージ(本などから抜粋した名言)がカードになっていて、自由にとって持って帰られるようになっていたこと。それらをまとめられるケースは別売ですが、300円なので、お土産には最適。師匠と先輩に2つ購入させて頂きました。
記念にミュージアムで購入したナショナル坊やの貯金箱。これをその日から【感動貯金箱】と名付けました。
感動したことがあると、この感動貯金箱に100円を入れていくのです。
お金がたまるということは、それだけ感動があったということになります。
そうして貯まったお金をまた、感動出来るものに使っていく。
これからの私の人生、どれだけ感動があるかが楽しみです。
次女の運動会
週末は、次女にとってはじめてとなる、幼稚園の運動会でした。
秋晴れの良い天候で、時おり吹く風はひんやりとして気持ちの良いものでした。
私個人的には、幼稚園の運動会が一番感動してしまいます。
年長さんが鼓笛隊となり、一生懸命に奏でる楽器や力一杯旗を振る姿は、胸をうつものがあります。
うちの子も、可愛らしい服装で踊る姿は、まだ恥じらいもなく、懸命さがとても愛らしいものでした。
長女は小学生の部として、80m走に友達と参加し、緊張しながらも楽しんだ様子でした。
運動会は大人も子供も、自然に笑顔になる素敵な空間だと思います。
お義父さんお義母さんも観戦してくれ、家族みんなで佳い充実した1日となりました。
運動会が終わってからみんなで食べたカレー(嫁の作るカレーは年々美味しくなる)、こういう何気ないシーンは、これからも私の大切な思い出として生き続けるでしょう。
夜は御飯を食べに行き、カラオケに。
1日くたくたになりましたが、いやぁ、生きてるって感じでした。
感謝!
85歳の立ち退き
私のお客さまで、85歳の女性がいます。
先日、ご自宅にお伺いしますと、大家さんから急な立ち退きを迫られたといいます。理由は『建物の老朽化』。立ち退き期日は2019年4月。
85歳で立ち退き。これから何処へ行けばよいかと途方に暮れながらも、勇気を振り絞って不動産屋さんに入ったそうです。
結果、85歳の方が一人で住める家はありませんでした。
息子さんはいるのですが、息子さんの嫁さんのことを考えると一緒に住ませてほしいとも言えないし、第一迷惑をかけるのは避けたいと言います。
府営住宅などに移るしかないのか、と本当に心身ともにまいっていたところでした。
しかし、賃借人は弱い立場にありますから、当然保護されるべきだと思い、すぐに、不動産経験を持つ後輩に話をしました。
すると開口一番、『老朽化など、立ち退きの理由にならない。今すぐ立て替えないほどのものでしはか?』と。
『確かに築年数は経っているけど、前の台風でも雨漏りもしていないから、そこまでじゃないよ。』
『じゃあ、住み続けられますよ!』
そして、
『もし立ち退きする場合は、入居時に支払った敷金・敷引・礼金、は全額返金。また引っ越し費用も出してもらい、さらに立ち退き料として100万円出してもらうのが相場ですよ!』
さらに、
『年寄りだから、足元を見てるんですよ。もし相手が不服を言うなら、5,000円で調停できます。絶対に負けないですから。』と力強くいってくれました。
その事をお客さまに伝えると、本当に良かったと、安堵の声を下さいました。
今現在、立ち退きの期限は撤廃されているようです。
このように世の中には、圧倒的な知識格差と強い立場にある者の都合により、弱い立場の人間は不都合を強いられてしまうケースがあります。
弱い立場の人間を守れるのは、知識と知恵だと思いました。今回は本当に後輩に助けられました。
まだまだ弱い立場の人間が不都合を強いられている世の中です。そんな人々を少しでもサポート出来たら!と思います。そしてそれこそが学ぶ原動力になると思います。
私もとても勉強させてもらいました。
第7回 和望の会
本日、いつもお世話になっている京都のカフェ『yokoso』で、第7回目の平和学習~和望の会~が開催されました。
この会で、語り部として、というよりは戦争体験者の方々のお話を後世に繋げていく係りとして、毎月お話をさせて頂いています。
今回は、過去最多の9名の方にお越し頂きました。特に20代という若い方の参加が増え、約1時間の話を真剣になって聞いてくださり、その姿に感化されながらお話をさせて頂きました。
話の中心となったのは、12歳で富山の空襲を体験された奥田史郎さんのお話です。
奥田史郎さんの著者、『八月二日、天まで焼けた』より体験談を抜粋させて頂きました。
富山市の空襲は、地方都市としては最大の戦災を受け、約2,500人が亡くなっております。
奥田さんも、お母様をこの空襲で失っています。終戦2週間前です。
たった73年前の出来事です。
よく、1年はあっという間だといいますが、それが73回遡ったら日本は戦争を当たり前のようにしていたのです。
でも、ほとんどの人はよくわかっていません。
私も知りません。
でも無知は怖い。
当時の貴重な体験を風化させてはいけません。我々世代が、次世代に語り継ぐべき物語は、あの戦争を体験された方々の物語です。
学校教育だけではわからないこと、知ることもなかったこたを、微力ではありますが、これからも伝えていけたらと思います。
ソーラン節
昨日、長女(小学3年生)の通う学校の運動会が開催されました。
台風の影響で平日開催となりましたが、それでもたくさんの保護者の方々が、子供たちにエールを送っていました。
娘の通う学校では、紅白に別れ、点数制で競い合うので、リレーや騎馬戦、大玉転がしなどは白熱するので本当に面白いものです。
また、競い合う競技以外には、学年ごとの演技がありますが、長女の学年は『ソーラン節』を披露してくれました。
法被のような衣装をまとい、激しく、そして大きな声をあげて踊るソーラン節は、本当にカッコよく感動的でありました。
印象的だったのは、入場門に集まっていたときです。
先生が、『今日はいよいよ本番!今まで一生懸命やってきたことを精一杯やりきろう!』と、子供たち一人一人に伝えるような真剣な目付きで、力強くエールをおくっていたのです。
ああ、この先生は真心を込めて指導されてきたんだなぁと感じました。
あとから聞いたのですが、その先生はソーラン節が終わった時、一人涙を流されていたそうです。
そしてこの先生は毎年、自分の受け持った学年の生徒たちの演技を観ては、泣いているといいます。
生徒たちのため、熱く真剣に指導される先生がいることを嬉しく思うと同時に、先生と生徒たちには、よい信頼関係が生まれているんだと、安心致しました。
今年の運動会も、本当に感動しました。子供たちに感謝です。
娘の誕生日
昨日9月21日は、長女の誕生日でした。
9歳になり、いよいよ『つ』のつく最後の歳になりました。
昔の人はよく、数え年でいいますが、そうすると10歳です。
なぜ昔の人が数え年を使うのかというと、人間が言葉を話せるようになるのは、まず聞くことができるからです。
聞くことから人生はスタートをする。
という事はつまり、お腹の中にいる時から、お父さんやお母さんの話す言葉を聞いている、人生がはじまっているとして、生まれた時から1歳と数えたと聞きました。
娘がこれからどんなものに興味と関心を持つかはわかりませんが、その材料をたくさん与えてあげられる第一人者は、親であるとおもいます。
誕生日を祝ってあげる事はもちろんですが、親として何がしてあげられるか、これからも常に考え、提供できればとおもいます。
人生3つのムダ遣い
人生には3つのムダ遣いがあると、以前師匠に教わりました。
まず一つは、『お金のムダ遣い』です。
これは誰しも思い付くものではないでしょうか。あー、あんなもの買わなくてよかった!など、所謂浪費のことを指すといってもよいでしょう。
二つめは、『時間のムダ遣い』です。
やるべきことを後回しにして、だらだらテレビを見てしまった・・・。こんな時間を過ごすのではなかった!と後悔してしまうこと、ありますよね。
そして最後の一つ。これが人生で一番のムダ遣いだと師匠はいいます。
それは、『心のムダ遣い』です。
相手が何も思っていないのに、あの態度はこう思っているに違いない!とか、人と比べて、あの人には負けている、この人よりはまし!など、優越感と劣等感を行き来する心です。
この事がどれだけ人生を浪費させ、エネルギーを無くしているかということを、自覚しなければなりません。
出来るだけ、この3つのムダ遣いを無くすことが、豊かな人生を創る大きな要素だと思います。
特に心のムダ遣いを注意し、本日も味わって参ります。
うんち でた表
9月に入り、朝晩は涼しい風が吹くようになったことで、幾分か過ごしやすくなりました。
エアコンの風より、やっぱり自然に吹き抜ける風の気持ち良さを改めて実感します。
さて、8月の後半から我が家では、長女作の
『うんち でた表』をはじめました。
これは毎日、排便があったかどうか、また形はどうだったかということを家族みんなが書き記す、健康チェックシートです。
この『うんち でた表』はトイレの扉に貼ってあり、すぐに書き込むことができます。
これによって、便秘が何日続いたのか?健康な排便が出来ているかどうか、一目で家族がわかります。
季節の変わり目は、どうしても体調が崩れやすいので、体内の健康を維持していけたらと思います。
長女は佳いものをつくってくれました。