dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

お墓参りにて

週末は、家族で我が家のお墓参りに行きました。

父、母と祖父母がいるお墓を、みんなで掃除し、
お供えをしました。

相変わらず娘たちが、率先してお手伝いを
してくれます。

その姿に、先祖も喜んでくれているでしょう。

そこから車で15分程走ったところに、
動物霊園があります。

そこに眠っている、ウサギのハナのお墓にも
参ってきました。

私たち夫婦が、結婚をして直ぐに飼った
ウサギです。

8年もの月日を共に過ごしました。

次女がまだ1歳になったばかりのときに、
亡くなったのですが、次女もハナのことを、

『ハアコ、ハアコ』と言って、今でも大切に
思ってくれています。

子供は本当に不思議なもので、生と死との境界線を別けるのではなく、死の後でも、生とは何か何処かで繋がっているという感覚を持っています。

長女は、おじいちゃんやおばあちゃん、
そしてウサギのハナとも会話をしたと言います。

霊感とかオカルトとか、そういった俗的な
言い方ではなく、何か大切なものは本当に
繋がっている。

そんな感じがします。

大切な時間が過ごせた週末でした。

家族よありがとう。

加山雄三の特番

ハードディスクに録っておいた、
加山雄三さんの特番を観ました。

今年で80歳というお歳ですが、
永遠の若大将のごとく本当にお若い。

ギターもピアノも歌も、凄く素敵で
胸に響きました。

特番の中でも、一番印象的だったのが、
加山さんの50周年に結成されたバンド、

加山雄三とザ・ヤンチャーズ』による、
座・ロンリーハーツ親父バンドという楽曲です。

人生というものをぎゅっと凝縮したような歌詞に、カントリーでポップなサウンドが、
とても心に染みてきます。

そして、また明日も頑張ろう!
そんな希望が湧いてくる楽曲です。

ちょっと疲れた時、辛いとき、また嬉しい時や、
勇気が欲しいとき、この歌を聴くと、
エネルギーを貰えます。

長くなりますが、歌詞を載せます。
読んでみてください。



座・ロンリーハーツ親父バンド

作詞 さだまさし
作曲 弾厚作(加山雄三)


みんな歌おうもう一度
あの日のように声を合わせて
ときめく胸 恋の歌
忘れられないあの歌

誰でもいつか年をとる
当たり前じゃないかそんなこと
大切なのは胸の炎
燃やし続けていること

歌おう恋のときめきを(恋の歌を)
若造時代に気づかない
本当の優しさや
愛や生命の重さを

それぞれ色々ありまして(夢破れて)
切ないながら生き抜いて(負けない)
やっとこうして
歌おう さあ今こそ
人は一人じゃない筈さ

ギター抱えて集まれば
あの頃と少しも変わらない
我らロンリーハーツ親父バンド
温もりじゃ負けはしない

一度も結婚しない奴(一度目もだめ)
二度も別れた不届きな奴(二度目も)
三度転んで起き上がり(三度目もほら)
また転ぶのも人生(人生)

いつかきっと笑えるさ(いつか きっと)
どんなに苦しい坂道も
どうにか乗り越えて
生きてきたのだから

話せば長い物語(思いがけず)
運の良いこと悪いこと(それぞれ)
ああ何もかも
笑い飛ばして
人は一人じゃない筈さ

ギター抱えて集まれば
あの頃と少しも変わらない
我らロンリーハーツ親父バンド
元気じゃ負けはしないぜ

生きているから楽しくて(生きているから)
生きているからこそ悲しくて(頑張れ)
生きているから辛いけど(生きているから)
明日は必ず来る(必ず)

いつか未来の子供達に(子供達に)
心のバトンをつなぐため(つなぐため)
頼りになるような
大人になるために

歌おうロンリーハーツ親父バンド(親父バンド)
若造時代に気づかない(気づかない)
本当の優しさや
愛や命の重さを

こんな魅力ある大人、
親父になりたいと思いました。

さぁ、明日も頑張りましょう。

七夕

七夕の夜。

長女の提案で、家族皆で短冊に願い事を書き、
発表しあいました。

娘は、我が家が皆、元気でいられること。

そして、

『おり姫とひこ星が無事に出会えますように』
でした。

長女らしい、本当に優しさの詰まった短冊でした。

次女も、わからないなりに、自分でしっかり
書いていました。

それぞれが書いた短冊を、今日は枕の下に敷いて
寝ることにしました。

それが、長女の『願い事がかなう方法』
だそうです。

七夕も、少し意識をするとその家の行事に
なりますね。

Mr.Children

昨日、Mr.Childrenの25周年ライヴに
行って参りました。

題して、ドーム&スタジアムツアー2017『Thanksgiving 25』。

開始前から、会場は期待感の熱気で、
大きなエネルギーを発していました。

暗転から巨大なスクリーンに流れ出す、
25年間の軌跡。

その軌跡は、改めてMr.Childrenの長きに渡っての活躍、世に与えてきた影響を感じさせてくれます。

そして、一気にバンドサウンドが一曲目を
叩きだすと、ドームのボルテージは最高潮に。

そこからは怒濤のヒットメドレー。

私を含めて多くのファンにとって、
究極の至福を味わったと思います。

サウンド、声、フィールドに映像。
全てにおいて、感動がMAXに至ったように
思います。


Mr.Childrenの楽曲には、今を生きる
すべての人が持つ感情が入っていると思います。

絶望、刹那、悲しみ、怨み辛み、

希望、愛、喜び、善、夢。

そして、生と死。


一曲の中に、『哲学』を感じてならないのです。

そこが、Mr.Childrenの最大の魅力であり
私が好きな理由です。

明日への活力を貰いました。

一緒に行った仲間、そしていつもいつも、
チケットを手配くれる友人に感謝しています。

素晴らしい時間を、ありがとうございます。

第10回 歴史ツアー

2日の日曜日は、第10回目の歴史ツアーに行って参りました。

友人たちと企画し、始めた歴史ツアーも10回目を迎え、非常に嬉しく思います。

参加者も、大人子供あわせて13名。
このツアーグループ、『天下布部』の家紋も作って頂き、より一層の盛り上がりを感じています。

今回は、浅井長政お市の方のゆかりの地という事で、滋賀県長浜市に行きました。

黒壁スクエアでランチと、ガラス細工のお店を楽しみ、徳勝寺へ。

道中、長浜浪漫ビールや、堅ボーロなどを堪能致しました。

徳勝寺は、浅井家3代のお墓があり、非常に歴史のあるお寺でした。

途中、雨が降ってきたので、長浜城には行けませんでしたが、その分黒壁スクエアのアーケードで、長浜の伝統を伝えるお店を楽しむことができました。

回を重ねる度、情緒が増え、学びも深くなっているように思います。

これからも、こんな平和的で素敵な歴史ツアーを、続けていけたら幸いです。

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七五三の撮影

今日は写真館で、次女の七五三の撮影をして参りました。

あっという間に、もう3歳。

一丁前に自分で着物やドレスを選び、ぐずぐずも言わず、ちゃんと撮影してくれました。

さすがに、最初は緊張して固まっていましたが、長女の顔を見るたび、いつもの和んだ表情を見せてくれたので、さすが姉妹だなぁと感心しました。

本当に時が経つのは早いですね。

大切に成長を見守っていけたらと思う日々です。

夕食時の発表会

先週から我が家では、夕食時に

『今日のできごと』を順番に発表するように
しています。

長女の、今日の悲しかったできごとは、学校で
育てているトマトが、一つだけ下に落ちて
しまったことでした。

せっかく緑色から黄色にかわり、これから赤く
実っていくこれからというときです。

彼女なりの切なさい気持ちが伝わってきました。


発表会のテーマは3つです。

①下手でもいいから、今日、感じたことを
お話する。

②聞きたいことがあれば質問をする。

③人の発表は、しっかり聞く。

です。

今まではテレビを見たり、会話が弾まなかったり
した日もありましたが、この発表会によって、
夕食がとても充実しています。

続けていけたらと思います。

中江藤樹先生

今日は1日休暇をとって、滋賀県高島町にある、近江聖人、中江藤樹の記念館などに行って参りました。

内村鑑三著者、『代表的日本人』によって、中江藤樹先生を知ることができました。

藤樹記念館、藤樹神社、藤樹先生のお墓、そして実際に学問をしていた藤樹書院などなど。

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江戸時代の封建制度の中、相反する陽明学を中心に、正しい行いをし続けた、本当に素晴らしい人格者です。

記念館では、館長が親切丁寧に、藤樹のお話、高島町の歴史について語ってくださいました。

なんと、館長も以前は学校の先生、校長先生をされており、今は館長をしながらお寺の住職までされているそうです。

中江藤樹先生のような、先生として生きてこられたんですね。

午後からはマキノ高原にある、メタセコイヤ並木や、海津の石積などを見てきました。

自然と人工物がうまく調和し、そこに歴史的な要素が入る。

それはそれは美しく、素敵な景色でした。

今日は一人、ゆっくり勉強をさせていただきました。藤樹先生の教えをもっと学び、日々の生活に少しでも行動として表れるよう、努力して参ります。


※藤樹先生の教えの一部を以下記載します。

◎生きる根底に、正しい哲学をもって努力すること。

→哲学があるから、いざという時に正しい判断ができる。

◎一番の財産は信用。

→そのためには日々、真面目に誠実に仕事をすること。自分を磨き高める努力をする。

◎日々の生活や仕事において、『五事を正す』を実践し、良知に致る生き方を!

→五事とは、
貌(ぼう)顔付き、

言(げん)言葉使い

視(し)まなざし

聴(ちょう)よく聞く

思(し)思いやり

以上です。

三室戸寺と平等院

週末は、次女の3歳の誕生日でした。

1日休みだったので、家族で宇治にある三室戸寺と、平等院に行って参りました。

三室戸寺には、紫陽花が1万本以上あります。

天気もよく週末ということで、開門の朝8時半から大勢の人が来られていました。

様々な色、種類の紫陽花が咲き、
本当に美しいものでした。

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また、本堂の前には立派な蓮の花が綺麗に咲いており、風情を楽しませてくれました。

午後からは、平等院へ。

10年以上ぶりでしたが、なんとも言えない
空気があります。

藤原頼通が、約1000年前に築いたとされる
平等院鳳凰堂

極楽浄土を彷彿される美しさは、1000年を
経ても感じることの出来ます。

この魅力というものは、時代をいとも簡単に
またいでいけるのですね。

暑さで機嫌を損ねていた長女も、ミュージアムに
入れば、仏像や鳳凰を、興味津々と見ていました。

帰宅後は、ケーキを食べ、
改めてお祝いをしました。

ここまで、健康にすくすく育ってくれたことを
嬉しく思います。

諸行無常。人生は常ではありません。

毎日あたりまえのように過ぎ行く日々では
ありますが、1日とて同じ日はありません。

その事を忘れずに、精進して参ります。

ご縁

23日(金)に、あるお客さまのご自宅へ伺いました。

70歳の方で、先日ご主人が他界されたせいか、精神的にも表情にも、お疲れの様子がうかがえました。

そんな中、ご主人とのさまざまな思い出話をして下さいました。

以前お住まいにされていた場所が、私が結婚するまで住んでいた市だったので、ご縁を感じたのですが、もっと驚かされたことがあります。

なんと、私が通っていた幼稚園で、先生をされていたのです。

時代は少し違いましたが、沢山お話が出来ました。

ご主人を亡くされ、ご主人との思い出の地が偶然私の思い出の地であり、また幼稚園までも同じ。

ご縁というものは、本当に不思議なものです。

毎日、毎日、本当に素敵な出会いをありがとうございます。