中江藤樹先生
今日は1日休暇をとって、滋賀県は高島町にある、近江聖人、中江藤樹の記念館などに行って参りました。
内村鑑三著者、『代表的日本人』によって、中江藤樹先生を知ることができました。
藤樹記念館、藤樹神社、藤樹先生のお墓、そして実際に学問をしていた藤樹書院などなど。
江戸時代の封建制度の中、相反する陽明学を中心に、正しい行いをし続けた、本当に素晴らしい人格者です。
記念館では、館長が親切丁寧に、藤樹のお話、高島町の歴史について語ってくださいました。
なんと、館長も以前は学校の先生、校長先生をされており、今は館長をしながらお寺の住職までされているそうです。
中江藤樹先生のような、先生として生きてこられたんですね。
午後からはマキノ高原にある、メタセコイヤ並木や、海津の石積などを見てきました。
自然と人工物がうまく調和し、そこに歴史的な要素が入る。
それはそれは美しく、素敵な景色でした。
今日は一人、ゆっくり勉強をさせていただきました。藤樹先生の教えをもっと学び、日々の生活に少しでも行動として表れるよう、努力して参ります。
※藤樹先生の教えの一部を以下記載します。
◎生きる根底に、正しい哲学をもって努力すること。
→哲学があるから、いざという時に正しい判断ができる。
◎一番の財産は信用。
→そのためには日々、真面目に誠実に仕事をすること。自分を磨き高める努力をする。
◎日々の生活や仕事において、『五事を正す』を実践し、良知に致る生き方を!
→五事とは、
貌(ぼう)顔付き、
言(げん)言葉使い
視(し)まなざし
聴(ちょう)よく聞く
思(し)思いやり
以上です。