dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

大衆社会と共生と

今、私はスペインの哲学者、オルテガ・イ・ガゼットの『大衆の反逆 』(1930年著)を読んでいます。これはなかなか気力のいる内容ですが、NHKのテレビ番組『100分de名著』で紹介されていましたので、少しは理解出来たかな~・・・という感じです。 18世紀~19…

不要不急こそ人生

不要不急という言葉を毎日聞くようになって約2ヶ月。考えてみると、この『不要不急』こそが、人生であり、生きがいそのものだと気づかされます。不要不急以外とは、食と医療。 これは必ず必要なものです。しかし、毎日生きていくためだけの食事ができたとし…

トルストイの言葉

ロシアが生んだ文豪、トルストイの作品を読んでいます。150年以上も前に書かれた物語には、人生の教訓がちりばめられていて、本当に素晴らしいなぁと思います。 『すべての不幸は、不足ではなく過剰から生じるのだ・・・』 これは逆説的ですが、真実をとらえ…

山椒魚戦争

カレル・チャペックの【R・U・R(ロボット)】に続き、【山椒魚戦争】を読みました。ロボットが1920年、山椒魚戦争が1936年の作品ですから、ヨーロッパは第一次世界大戦を経験、そして第二次世界大戦前という激動の中にありました。R・U・Rでは、科学技…

飛ぶ教室

エーリヒ・ケストナーの【飛ぶ教室】を読みました。なかなかインパクトのあるタイトルです。ドイツのキルヒベルクにあるヨハン・ジギスムント高等中学(ギムナジウム)の寄宿舎を舞台として、出身階級や性格の異なる寄宿生5人を軸に展開される、彼らにとって…

晴耕雨読ならぬ晴読雨読

自宅待機、テレワークになり約1ヶ月弱、午前中は必要な仕事を行い、午後からは晴耕雨読ならぬ『晴読雨読』状態です。映画を観たり、本を読んだり、散歩に出たり、物思いに耽ってみたり・・・隠居生活?のようになっています。早寝早起きで極めて健康的では…