お金で幸福は買えるか?
村上龍さんの『おしゃれと無縁に生きる』を読んでいます。
物事の本質を捉える独自目線には、勉強させられる一冊です。
その中に、『お金で幸福は買えるか』というテーマがありました。
そのテーマに、村上さんは全く興味がないとおっしゃています。
なぜなら、『幸福という定義が曖昧だから』です。
確かに幸福感というものは、感じるポイントが千差万別なるものです。
しかしながら、『お金があれば、不幸をある程度回避できる。』と定義づけられているところに、非常に納得感がありました。
お金があれば、趣味などを持つことが出来たり、旅行に行ってリフレッシュすることができます。
また、定期的な健診、スポーツジム通い、管理された栄養のある食べ物を摂取したりと、健康作りにも充分留意することができます。
お金で幸福は買えるかわからない。
しかし、不幸は回避できる。
この定義に、非常に賛同いたしました。
不幸を回避するお役立ち。
それこそが私の仕事だと思います。
今日も気付きを頂きました。
ありがとうございます。
動物たちに学ぶ
昨日、家族で動物園に出掛けました。
天気もよく、風もなく気温も高め。
出掛けるには最高の午後でした。
市内の中心部にあるこの動物園は、実に12年ぶりです。
暫く工事をやっていましたが、園内も園周辺も、とても綺麗になっていたのには驚きました。
さて動物園には、沢山の動物たちがいますが、中でも生態に驚いたのは、コアラです。
コアラは、24時間のうちの15時間以上眠っているようです。
ですからコアラを見ても、気持ち良さそうに眠っているところでした。
しかしながら、大勢の来場者が、コアラの愛らしく眠る姿を見ては、かわいい、かわいいと声を上げて癒されていました。
また、猛獣エリアのライオンは、さすがの迫力でした。
威厳のあるたてがみ、堂々とした姿を、たくさんの人がカメラにおさめていました。
ゾウやキリンの大きさ、鋭い目をした鳥たち、可愛らしいペンギンの姿に美しい柄の猫科の動物たち。
動物たちはそれぞれ、姿、形が全く違います。
そんな動物たち1つ1つのエリアそれぞれに、たくさんの人が魅了されている。
それは、動物たちが、何か他の動物になろうとするわけではなく、ありのままの姿でいるからだと思います。
人の魅了も同じだなぁと思うのです。
自分を高尚な人に魅せたり、知識をひけらかしたりするのは、反って魅力的に映りません。
素直で、謙虚で、ありのままの自分で生きる人には、魅力を感じます。
動物たちのように、ありのままの自分で生きたいものだなぁと、感じました。
有り難いことに、
今日も家族で幸せな時間を過ごせました。
ソフトボール
今朝は、いつもよく我がソフトボールチームの面倒をみて頂いている、キングスさんというチームに混じって、練習試合をしてきました。
場所は、Panasonic内にある、人工芝グラウンドという素晴らしい環境でした。
人工芝は、天気がいいと太陽の照り返しが強く、この2月であっても、少し動いただけで汗が滲みました。
久しぶりに、打って投げて走る。スポーツで身体を動かすことは、リフレッシュになりますし、身体が喜んでいる事が、犇々と伝わりました。
明日は筋肉痛でしょう。
それもまた心地よく感じるものです。
こうやって、当たり前のように身体を動かせることを当たり前と思わずに、感謝しなければなりませんね。
当たり前と思うことが、知らず知らず人生をつまらなくするものですから。
今日も一日、ありがとう。
必要でないものは、必要でないと言うことが必要!
今朝早くに、私のお客さんである、ある会社の社長から電話を頂きました。
この社長から、同じ会社の役員さんをご紹介頂いたのですが、その紹介を私にして下さった理由をお話下さいました。
その理由は、私が
【必要でないものは、必要でないと言える事も、この仕事には必要です。】
といった事にあるようです。
この社長は、私がお伺いした時に、何か安いものがあったら買ってやろうと思って下さったようです。
しかしながら、私はそれを拒否しました。
そこに、紳士さと信用を頂きました。
商売をしていると、これは必要でないという物まで、必要だと言ってに売り付ける人もいます。
という私も、喉から手が出るほど契約頂きたい欲が出るときもあります。
しかしながら、必要でないもは必要でない!と言えることも、商売をしていく中で大変必要な事だと思います。
この事が伝わったこと、またそれをしっかりフィードバック頂く社長の優しさに、また勉強をさせて頂きました。
石田梅岩さんを見習い、
正しい商売を志していこうと思う次第です。
比較・評価の時代は終わりにしよう
毎日の暮らしを、ただただ業務のようにこなすのではなく、一つ一つに意味付けをしていく事で、人生が味わい深いものになっていきます。
学ぶことを放棄すると楽になりますが、人生に奥行きはでません。
失敗と成功。
損と得。
苦と楽。
憎しみと愛情。
そんなものに、私たちは右往左往しがちです。
そういった比較評価の人生は、そろそろおしまいに致しましょう。
失敗の中にも、成功の中にも
損の中にも、得の中にも、
苦しみの中にも、楽しさの中にも、
人を憎く思ったり愛したりする中にも、
『意味を問う』のです。
それがきっと、自分の人生をかけがえのない深いものにしていきます。
ふと思う 今日の魂 格となれ
娘の作文
テーブルの上に、長女が書いた作文が置いてありました。
見ると、とびばこがうまくなったこと、そして毎日ご飯を作ってくれるお母さんへ、ありがとうの言葉が添えてありました。
素直な気持ちのある温かさと、
本当にうまくなったなぁと思う字体に、
嬉しくなりました。
この作文を読んで今日の日が終わる。
幸せです。
娘よ、とっても有難う。
竹生島~探検の殿堂
今日は有給を取って、師匠たちと琵琶湖で2つ目に大きな島、『竹生島』に行って参りました。
長浜港から船に乗って30分。
竹生島は歴史が深く、日本三大弁才天の1つである宝厳寺や、秀吉が建てた唐門(国宝)、朝鮮出兵の御座船『日本丸』の船櫓を利用して建てた舟廊下(重文)、片桐且元が自ら植えたと言われる樹齢400年以上のもちの木などなどがあり、小さな島ですが見応えは充分でした。
さすがにパワースポットであるだけに、神々強い雰囲気を感じました。
またクルーズ中では、琵琶湖を囲む伊吹山や岐阜の山脈に雪が積もり綺麗で、まるでテレビで見るようなオホーツク海にいるようさ錯覚さえするぐらいでした。
偶然にも、三田村邦彦さんがロケで来ており、クルーズから竹生島までほぼ一緒に回っていました。
午後は、長浜の黒壁スクエアにある、『翼果桜』で名物焼鯖そうめんを堪能しました。
長浜は、秀吉時代に栄えた、城下町の情緒ある雰囲気が今でも守られている素晴らしい町です。
その後は東近江にある、探検家、西堀榮三郎さんの記念館、『探検の殿堂』に行きました。
西堀さんは、近江商人として成功した京都のちりめん問屋で生まれました。
11歳の時、日本人ではじめて南極を探検した白瀬矗さんの報告会(映画)を観て、南極に興味を持ちました。
その後は学問に励み、アインシュタインが日本に来た時には通訳として、
また研究者として真空管の開発、
一方で登山家としてヒマラヤ山脈に登りと、様々なジャンルで活躍された日本を代表する人物です。
そして、54歳で南極大陸に上陸。観測隊のリーダーとして1年越冬されます。
70歳でもエベレストへ挑戦。
探究心の塊のような、物凄いパワーの持ち主です。
西堀榮三郎さんの言葉、こうあります。
【悩みとはなにか?それは
決断しないことから生じる】
まさにそうだなぁと思いました。
道中は師匠から、様々な身に、心に、養分となる知恵を頂きました。
2月22日、本日は本当に充足感を感じる素晴らしい1日でした。
喜びも悲しみも幾歳月。
明日はどんな明日になるでしょうか。
楽しみです。
長野県の友人
長野県で暮らしている、中学・高校の同級生であり友人が、4月に帰省すると言う知らせをもらいました。
約2年ぶりでしょうか。
きっと色んな経験をし、思考し、選び、ここまで来たのでしょう。
人は選択、選択の繰り返しと言いますが、まさにそう思います。
あの時のあの選択が違っていれば、人生は今と全く別物になっているのか。
はたまた、別の選択をしたとしても、ここにたどり着いているのだろうか。
それはわかりません。
でも、確かに言えるのは選択してきた結果の今であることです。
今、どんなに苦しい状況だとしても、不如意にどっぷり浸かり込んでいても、今、こうして生きている。それは紛れもなく、当たり前のようだけども、生きることを選択しているからだと思います。
生物は生きるを原理に選択している。
人も、動物も、虫も、草木も、花も、そしてそれは宇宙の法則なのかもしれません。
生きるを選択してきたことだけでも、素晴らしいものだと改めて思います。
そして彼が、どんなことを話してくれるのか、笑い合えるのか、非常に楽しみです。
そこにはきっと、『生き合う』時間が感じられるでしょうから。
行動力とは
今日、会社の勉強会で講師頂いた先輩に、行動力の意味付けを教えて頂きました。
行動力というと、大切なものだと思いながらも、いざ行動するとなるとエネルギーがかかります。
また、行動すると失敗するかもしれないというリスクも発生します。
しかし、こう考えてみてはいかがでしょう?先輩は言います。
『行動力』=『幸導力』だと。
行動力とは、幸せを導く力という意味付けをするということです。
自分が行動することは、誰か一人でも幸せに導くことになる。そう思って行えば、少ししんどいことでも、一歩を大切に踏み出していけます。
行動とは、誰かを幸せに導く力。
非常に有り難いお言葉を頂きました。