dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

ファクトフルネス

年末に向けて大変慌ただしくなってきました。体調管理は大切にしていきたいものです。

さて、年末年始に是非読んで頂きたい1冊を書き留めておきます。

「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」

ハンス・ロスリング, オーラロスリング, アンナロスリング・ロンランド著

という1冊です。

この本は、世界で起きている事実に目を向けることを推奨しています。

というのも、貧困、人口、教育、エネルギーなど世界にまつわる数多くの質問を、医学生、大学教授、科学者、企業の役員、ジャーナリスト、政治家に投げ掛けると、ほとんどみんなが間違えたというのです。

みんなが同じ勘違いをしている・・・

これは、人間がドラマチックな考え方をする生き物であり、またポジティブよりネガティブなニュースの方が記憶に残り、メディアなどの情報操作が入るなどで、様々な勘違いをしているのだといいます。

例えば、世界では貧困層と富裕層の二極化が広がっていると、殆んどの人が思っていますが、実は圧倒的に中間層が増えているという事実。

世界はどんどん悪い方向へ向かっていると思う人が多いが、実は健康と生活レベルはこの50年、圧倒的に上がっていること。

そのようなマクロとミクロの、また統計と分布を使った視野で、事実を伝えてくれています。

思い込みやメディアの操作を受けてしまいがちな我々ですが、事実に目を向ける習慣をつけたいものですね!

実は、世界は明るい方向へ向かっていることのほうが多い!

ファクトフルネス。
ちゃんとした事実を知ることは、本当に大切だと思います。

マイナスの暗示から解き放たれる人が増えれば、世の中はもっと明るくなる!