飛行塔
昨日、生駒山上遊園地に出掛けました。
一つ目的がありました。どうしても遊具のひとつである【飛行塔】に乗りたかったのです。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、この飛行塔は、1929年に作られたものなんです。世界大恐慌が起こった年ですね。
戦時中には金属回収がありましたが、海軍の偵察塔として使われたため、解体されず、幾度もの修繕を繰り返しながら、今日まで、90年間その元気な姿を見せてくれているのです。
その歴史を感じながら、生駒山上650メートルから360°を見渡せる絶景を、味わって参りました。
窓ガラスのない飛行機から風を感じ、見渡す大阪平野。どんな観覧車よりも、私は価値があると思いましたし、おそらく、今年一番感動した景色だと思います。
この飛行塔は、何度も乗りたいです。
子供たちも感激していました。
次は夏、夕暮れ時と夜景を楽しみたいと思います。
この世の中には美しく素晴らしいものが溢れている、そう思わせてくれた一日でした。