dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

論語塾より

定期開催の『論語塾』に参加していますが、かなり勉強になります。

論語では、様々な意味をもつ漢字が多く使われています。

なかでも、『みる』という字は、4つの意味で漢字を使い分けられてるようです。

『見る』は、よく使う漢字ですが、これはみえているもの全体のことを言うようです。

そして、『視る』になってはじめして、ある特定のものに焦点を合わせて、そのものを視るというようになります。

『観る』は、焦点を合わせたものをよくよくみる、詳しく観ることです。

最後は『察る』。これはみえないものをみるという意味があり、気持ちや、心、空気などのことです。日本では気持ちを察すると使いますね。

漢字とは面白いもので、観ると察るを合わせて観察ですから、詳しく観て、こうではないか?と察していくことなんですね。

この4つはどれも大切です。

また、『きく』というのも、聞く、聴くがあります。

意識せずきこえているものは、聞く。特定のものをきくことは聴く。

見聞を広めるとは、自分の知りたいことだけではなく、あらゆるものを見聞きするということなんです。

そして視聴するとなれば、特定のものをじっくりきくことになる。

漢字一つ意識してみることで、なかなか一日が面白くなると思います。

さて、今日もげんきよく きげんよく
いきたいものです。