感動的な対応
最近、車を運転中、よくオーディオブックというものを聞いています。
オーディオブックとは、本の内容をそのまま朗読してくれるCDのことで、車を運転しながら本の内容を理解できるという、う点もあり、とても重宝しています。
私は今、日本資本主義の父と呼ばれている、故・渋沢栄一氏の書物を読んだり、オーディオブックを聞いたりして勉強させてもらっています。
昨日も、渋沢栄一の『立志の作法』を運転中聞いておりました。CD6枚組、5枚を聞き終わり、6枚目をナビに入れたのですが、一向に反応しません。
なぜ?と思い、もう一回入れ直してみても、反応がない・・・。
もしかしたら、ナビの故障?と思い、違うCDを入れてみたのですが、普通に聞けます。
となれば、やっぱりCDがおかしい。
私はパッケージに記載のある発売元の電話番号に電話をしました。
16時30分のことでした。
『そうでしたか、申し訳ございません。6枚目をお送りしますので、お名前・ご住所・お電話番号をお願い致します。』
そして、
『明日から3連休となり、申し訳ありませんが、12日の発送となります。よろしいでしょうか?』といわれたので、
『急ぎませんので、いいですよ。』と言って電話を切りました。
そして、一夜開け。
朝の11時ごろです。
ピンポーンとインターホンがなりました。
宅配業者の方が荷物を届けてくれたのですが、中身は聞けなかった6枚目のCDだったのです。
昨日16時30分の電話を受けた方は、直ぐに手配下さり、東京から大阪まで、今朝の11時に届かせてくれたのです。
この対応には大いに感動しました。
きっと、電話を受けた方が、なんとか最終便に間に合うのではと、配達時間も一番早い時間を指定し、対応下さったのだとおもいます。
CDを聞けなかったことは、もちろん製造や販売元の責任でもあります。
ですが、その後の対応によって、こんなにも感動や満足感を味わえるのですから、今はもう逆に、CDが聞けなくて良かったとすらおもいます。
早速、この素早い対応をして頂いたことへの、感謝の手紙を書こうと思います。
そうして、今日の夕方、お客さまのご自宅へ向かう道中、6枚目のCDをじっくり味わおうと思います。