勉強
小学校3年生の長女が、ドラえもんを観たくないと言い出したので、どうしたの?と聞いてみると、勉強したいからという答えが返ってきました。
学校から帰ってくると、学校の宿題は当然のこと、ポピーという学習帳までやっています。
長女は、毎日約1時間は勉強に集中し、それから必ず読書の時間があります。
そして最近では漢字や熟語などに興味を持ち出したので、国語辞典で色んな言葉を調べだし、本当に勉強が好きなんだなぁと感じるのです。
が、私に学がないもので、彼女の好奇心や関心に対してどう接してあげてよいかは正直悩んでおります。
妻は大学で古典を専攻していたので、言語などはある程度任せられるのですが、こんな時、親の教養というものがもっとあればと思います。
やっぱり思います。
もっと勉強しておげば良かった・・・と。
私は社会人になってから勉強したい!勉強が面白いと思うようになったので、学生時代はどうしようもないぐらい勉強というものを避けてきました。
親不孝であります。
そんな私ですが、二人の娘にはこれだけはいつも
言っていることがあります。
それは、『何かになりたい!という事がなくたっていい。どんな人間になりたいかを考えなさい。』と。
何かになりたいという職業は手段ですから、なぜなりたいのかという目的の方が大切だと思うのです。
人はなぜ学ぶのか?なぜ勉強するのか?
長女もいつかこの根本的問題に気付くことになるでしょう。そんな時、親としてどんな解があるのか、どんな言葉を、文化的資本を与えてあげられるのか・・・。
学もなく無知な私です。
これから長女の勉強に役立てるか不安です。
だからこそ、子供たち以上に大人の私が勉強をしていこうと思います。
不安はありますが、長女のこれからの可能性が楽しみです。