遺族会・慰霊祭
昨日は、今年の11月から加入させて頂きました、私の住む市の遺族会での慰霊祭がありました。
朝7:30から、市の公園にある慰霊碑を掃除し、参加者皆で、英霊へ般若心経を唱えました。
遺族会の会員の平均年齢は70歳ぐらいだと思いますが、皆さん本当にお元気です。
般若心経を唱え、御焼香を終えた後、会長がこのようにおっしゃられていました。
『英霊たちは、全くの不条理な死に方をされました。この、今の平和を築かれたのは間違いなく、この方々の犠牲の上にあります。だから、戦争のことをいうのはどうだこうだ、そう言う人はいるけど、この方たちを当たり前のように弔い、そして慰霊するのは当然の義務だと思います。
最近の若い人の中には、権利ばかりを主張する人もいるが、義務を果たしてはじめて権利があるのです。』
ごもっともだと思いました。
私は、もっと我々世代がこういったことに関心を持ち、風化させないよう受け継いでいく事がこの国に生まれた『義務』だと思います。
今年も、本当に様々な事がありました。
しかし、過去に比べれての大きな違いは、仕事ではなく、自分に人生においての役割が見出だせたことだと思います。
『語り部』として、それぞれあの戦争の体験を聞き、後世へ繋いでいくこと。
来年も大真面目に、取り組む決意です。