100年カレンダー
先日、師匠の勉強会で教えて頂いた
100年カレンダーが自宅に届きました。
自分が生まれた年から向こう100年、
一覧表になっています。
テーブル一面に広げ、古い写真を引っ張り出し、
夫婦で色んな思い出を話し合いました。
生まれた日の曜日、空手と出会った幼稚園時代、
交通事故にあった年、おじいちゃん、
おばあちゃんとお別れした年、
ライオンズの黄金期・・・。
不思議なもので、西暦を見るだけで、
その年にあったこと、そしてその時の心境まで
甦ってきます。
私には、好きな年というのが、何年かあります。
そのうちの1年が、1989年です。
小学5年生ではありますが、
思春期の入り口だったと思います。
段々大人になっていくという不安、
いつかは祖父や祖母と死別が来る寂しさ、
父、母が老けていくこと、死とは何かなど、
毎日のように考えては心が引き裂かれそうな
不安に駆られていました。
しかし、そんな不安な時期に癒してくれた
映画『魔女の宅急便』との出会い、
『火垂るの墓』にみた戦争感、
そして、大好きなドラマ、『愛しあってるかい』
これらの作品は、私の思春期を癒し、
生き方の核を作ってくれたとも思います。
色々ある人生ですが、やはり幸せなんだなぁと、
なんとも言えない幸福感が心を満たしました。
次回は、子供たちとも一緒に、
結婚から未来へ、語らい合いたいと思います。