dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

父の三回忌

本日は父の三回忌でありました。親戚が我が家に集まるのは、こういった 法事の時ぐらいになりました。父方の親戚も母方の親戚も一同に集まり、 元気な姿を拝見し、少しだけでも会話をする この時間は、なんとも言えない無常感が生まれ、 私にとって本当に大…

岡田 徹

師匠から、これまた素晴らしい詩人を ご紹介頂きました。岡田徹さんという、明治、大正、昭和を生きた 商業指導家です。商業会、商人たちに訴えかけた『あり方』の 詩集にとても魂を感じますし、しみじみ、 そうだ!そうあるべきだ!という温かい、 美しい力…

人間の値打ち

人間の値打ちというものは その人が大切な事柄に対してどれほど決心し努力する ことができるかどうか によって決まる。 これは、森信三先生が残された言葉です。まずは、自分にとっての大切な事柄とは なにかを知ること。そして、その事柄への目標を決断し、…

全体主義の起源

100分で名著『ハンナ・アーレント 全体主義の起源』を見終わりました。ハンナ・アーレントは、 1906年にドイツで生まれます。ドイツに台頭した、ナチスの反ユダヤ主義政策に よって政治への関心が高まりました。自身もユダヤ人であり、1933年ナチスが政権を …

運動会

今日は娘の小学校の運動会でした。先週の台風とは売って変わり、 秋晴れの良い天気となりました。全学年が赤組・白組に別れ、真剣勝負をする という、時代が変わっても受け継がれている スポーツの勝負の魅力がこの学校には 残っていて、楽しませてくれます…

8月の狂想曲

黒澤明監督、1991年公開の映画、 『8月の狂想曲』を観ました。1945年8月9日、長崎に投下された原子爆弾で 夫を亡くした女性(おばあちゃん)と、 その孫である4人の子供達の夏の物語です。長崎市内にある被爆した教会や石像、 爆心地に近い小学校にある焼かれ…

長女の誕生日

長女が8歳の誕生日を迎えました。思い返せばちょうど8年前、真夜中に 病院から連絡がありました。『もうすぐ生まれますから、病院に来て下さい。』と告げられた時、自転車にまたがって、 もうダッシュで病院に向かったのを思い出します。陣痛で苦しむ妻の背…

『断片をつなぎあわせる人』になる。

私には、この人生をかけて やっていきたいことがあります。というよりは、以前から考えていた、 もやっとしたものが、ようやく行動に移せる 形になる時が来ました。これが、『夢』という大それた言い方には 当てはまりませんので、小さな夢、役割とでも 位置…

鶉野飛行場跡

昨日、兵庫県加西市にある、加西・鶉野飛行場跡(旧 姫路海軍航空隊基地)に、7人のメンバーで行って参りました。 台風18号が接近中の中、朝までどうなるか わかりませんでしたが、なんとか雨も降らず、 時々太陽の光りも射し込むような天気になり、 参加者の…

突き抜ける

今日、名古屋で素晴らしいご縁を頂きました。同じ仕事をしている先輩にあたる方です。もうすぐ開催する研修会でスピーチ頂く事が 決まり、打ち合わせでお会いさせて頂きました。考え方、行動力、そして身体中から 出ているオーラ。そのすべてにおいて、今ま…

眼鏡

眼鏡をかけはじめて、 ちょうど10年が経ちました。10年記念!というわけではないですが、 眼鏡のレンズの傷が目立ってきたので、 新しいものと変えました。といっても、今の眼鏡のフレームが 気に入っているので、今回レンズだけを 交換しました。20歳前半ま…

石田梅岩を読み返す

山岡正義著書『魂の商人 石田梅岩が語ったこと』 を読んでいます。商売やビジネスをしている多くの人に、 是非とも読んでもらいたい一冊です。資本主義経済は、利益をあげることの方向性に、 正しさを選択出来なくなっているように思います。もちろん、全て…

きらきらと輝く嬉しいこと

今日はきらきらと輝く嬉しいことが 散りばめられた1日となりました。午前中は、大変ご無沙汰している お客さんとお会いしました。50代後半のご夫婦で、約3年ぶりに 顔を合わしましたが、お二人とも変わらず お元気そうでした。帰り際に、奥さんから本をプレ…

青春は戦争の消耗品ではない

大林宣彦監督「花筐 HANAGATAMI」が、 12月16日に公開されることが決定したことを 知りました。この作品は、作家・檀一雄さんの小説が原作。大林監督が、約40年前に商業映画デビュー用に 脚本を書き上げていた思い入れのある作品 だそうです。 大林監督は、…

弱い自分を1ミリでも前へ

私のあるお客さんから、一本の電話を頂きました。ご主人が、悪性リンパ腫の疑いが あるということでした。少しお話をしたあと一言、私に、『とても心強いです。』とおっしゃいました。 ご主人は59歳。 お仕事もされていますし、これからまだまだ やりたい事…

戦争を知らない人間は、半分は子供である。

100分で名著、大岡昇平著書『野火』を 見終わりました。舞台は太平洋戦争で、日本軍がもっとも 戦死者を出したフィリピン。守備隊は全滅し、生き残った主人公、 田村一等兵が、生と死の間に揺れる極限状態に 見た、人間の姿を写し出した小説です。大岡さん自…

今日から9月。北海道の時間。

今日から9月に入りました。8月31日と9月1日は1日しか変わりませんが、 私の気持ちは不思議と変わっているのが 分かります。さて、8月末には仕事仲間で 北海道に行って参りました。前回お伝えしましたミサイル発射、 そして上空通過というある種の危機を感じ…