dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

正しく怖がる、正しく安心する。

安心と安全は違う。

安心は主観的。
同じ状況でも、ある人は安心だと思い、ある人は不安だと思います。

これはその人のもつ価値観や主観がそうさせています。

安全は根拠に基づいたものです。
統計、エビデンスに基づいた根拠が軸になっています。


不安と危険についても同じで、不安はその人の主観、危険とは根拠です。


世の中には、沢山の情報が繁雑していて、何を信じていいのか分からなくなることが、私も沢山ありますが、なんとなく安心していること、逆に不安に思うことは、安全と危険というものに置き換えることが、リスクコントロールになる、すなわち『正しく怖がる』事になるのだとしています。


例えば今回の新型コロナウイルス

まだまだわからない事は沢山ありますが、まず過去の統計をみる。

一番怖いのが、重症化して死にいたることです。

しかし、統計データからみて、今回の致死率はインフルエンザよりも圧倒的に低いことがわかっています。

40歳までではほとんど重症化しない。

また高齢者の方であっても、致死率は低いです。

80歳の10%が重症化しますが、90%の方々は軽症、もしくは無症状であることも出ています。

一人一人の命の重みは、データでは知ることは出来ません。一人一人が大切な命です。

しかし、統計を知り、正しく怖がらなければ、不安に教われ、精神がやられてしまいます。

私はコロナの専門家でも医者でもありませんが、根拠のない安心や不安を、根拠に基づいた安全、危険を取り入れて生きようと思っています。