落ち着く、そして丁寧に生きる時間
予定していました、『緊急事態宣言』が発令されました。
それに伴い私の会社では、明日から一切の営業禁止と、自宅待機を命ぜられました。
基本的に明日からは自宅待機、電話などの仕事に留めることになります。
これから様々な弊害による不安と不満、ストレスもあるでしょう。
人間は、はじめての経験をする時、思い通りにいかない時には、恐怖が伴います。
しかし、同じ恐れでも、畏敬の『畏れ』に変えていかなくてはならないと思います。
畏れとは、なにか大きな力のような存在です。
そうすることによって、とにかく落ち着いて、ゆっくり丁寧な行動が伴うからです。
こんな時こそ、じたばたせず、落ち着く。その落ち着けるものを考える。
究極ですが、ライフラインが絶たれなければ、生きていけるのです。
水と米を確保すれば、まず1ヶ月は大丈夫でしょう。
とりあえずはお金が底を尽きるようなことも無さそうです。
3密を避けて、1日の僅かな時間でも散歩やランニング、体操などをする。
ゆっくり春の風を浴びる。感じる。
花をみる。空を見上げる。
そして思考してみる。
今までの人生などを振り替える時間も佳いと思います。
生まれてから今までの人生を
1日掛けて思い出してみる。
してもらったこと。
して返したこと。
ああ、本当に生まれてきて佳かったと、心に大きな安息日をもたらすと思います。
ゆっくりゆっくり本を読む。
自分に問う、向き合う。
愛とは何か。
哲学的なことを思考するのも面白い。
我々にエンターテイメントは必要ですが、日々起こる出来事、日常の味わいこそが、生身の、体温のある生きがいなのだと思います。
そんな事を思う、
13回目の結婚記念日でした。