気付き
ここ数年、日本をはじめ、世界で人気のタピオカ。(食べたこともノンだことも私はありませんが・・・)
タピオカは最近のものと思われがちですが、実は戦前、日本帝国海軍でも愛食されていたのを知りました。
世界各国を巡る遠洋航海の艦上レセプションや艦上御餐会では、デザートにタピオカプリンが出ていたそうです。
戦艦大和の特攻作戦であった『天一号作戦』で戦死、戦艦大和の主計兵であった方が残された資料の中に、タピオカプリンのレシピが残っていたそうです。
最近のもののようで、実は昔からあったり、昔からあるようで実は最近のもの、
そんやものが沢山あるように思います。
何でも調べてみないとわからないものです。
そういえば、批評家、若松英輔さんの著書『言葉の贈り物』に、
【本を読むとは、言葉を食べること】という一文がありました。
本を読むことは、食べ物を食べることと同じように、栄養を得ている。
よい言葉に出会うことは、よい言葉を食べ、心の、生命の養分にしているのかもしれません。
明日はどんな言葉に、どんな本に、どんな叡智に出会うのか。
そしていかに自分の固定概念が強いのか、イメージだけを強固なものにしているのか・・・。
明日の気付きが、またとても楽しみです。