dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

病院ラジオ

先日、NHKで放送されたサンドウィッチマンの『病院ラジオ』を観ました。

今回でこの番組は3回目となり、「がん専門病院編」で、東京・築地の国立がん研究センター中央病院に2日間限定のラジオ局を開設し、サンドウィッチマンが患者や家族のお話を聞いていくという内容でした。

この病院では、希少がんといわれる、10万人にひとり、または全世界で数人しかいないような、がんになられた方の治療を行っています。

様々な患者さんがサンドウィッチマンと会話し、その会話が病院だけにラジオが流れます。

ジストという希少がんになられた方は、人工膀胱人工肛門を余儀なくされました。1週間悩んだ末、家族の『生きてることができるんだから』という言葉に後押しされ、手術をしたといいます。

また、5人のお子さんを持つ女性は、何度もきつい抗がん剤を投与したが、もう治療は出来ないと言われ、痛みを和らげる薬だけを投与されていました。

それでもとても明るくお話をされていました。

サンドウィッチマンが、弱さを出してもいいんじゃないですか?と聞くと、たった一人の娘(あと4人は男の子)は、いずれお母さんになる、お母さんの強さを今教えてあげたいんです、と強く話されていました。ご主人の、毎日奇跡を祈っているという言葉が印象に残っています。

小児がんの小学6年生の女の子は、眼球にがんが出来ました。3年間で14回もの手術を繰り返していますが、元気に笑顔で話していました。

他にも、数歳でがんと戦っている子供たち、もう治療がなくても、前向きに出会いを探す女性、病院の先生への感謝の言葉を綴る人などなど、様々な方々が語られておりました。

時折、今、幸せだというワードが出ることも、とても印象的でした。

私は、今健康であるのにも関わらず、不平不満を言ってしまいます。

自分がやれることはまだ沢山ある。

本当の贅沢というのは、快楽をたくさん叶えることではなく、自分がやれば出来ることをどれだけ出来るかではないのか?そのようにも思いました。

毎日暑いですが、出来ることを
時々休みながら、コツコツやって参ります。