氣心
6月9日、10日と2日間、福岡にいる友人に会いに行ってきました。
その友人は高校の同級生であり、同じ陸上部に所属していました。
彼が仕事で地元大阪を離れ福岡で暮らすこと13年。福岡でご縁をもらった女性と結婚し、子供二人にも恵まれ、幸せに暮らしていました。
そんな彼ですがここ数年は、あまり奥さんともうまくいかず、遂には離婚を選んだのです。
電話やメールで連絡はとっていましたが、当然元気も感じません。
私は、彼を元氣にする企画を立て、大阪の友人たちに連絡をしました。
すると今回、同じ陸上部だった4人と、そして1人は奥さんもついてきてくれ、合計5人で福岡に行くこととなったのです。
なるべく旅費を抑えるため、往復の新幹線は『こだま』を選び、その分福岡の友人との時間を充実させることを選んだのです。
往復10時間。これが不思議と長く感じない。友人たちといると、時間という概念がないくらい、本当にあっという間だから面白いものです。
そして久々の再会。これも不思議なことに久々という感覚がありません。
会った瞬間から、まるで1週間ぶりぐらいの感覚。
福岡の美味しい魚料理、お酒、そして中洲の屋台、ラーメン・・・。笑いあい語らいあい、久闊を叙する時間を味わいました。
2日目は福岡の友人が車を出してくれ、佐賀県との県境にある『白糸の滝』に連れて行ってくれました。
滝を味わいながら流しそうめんを楽しみ、なかなか大阪では味わえない体験をさせてくれました。
新幹線までの時間に、雑餉隈にある『藤木屋酒店』に参りました。
ここは、小学校からのファンであるCHAGE&ASKAのASKAさんに馴染みあるお店だと、ASKAさんのブログで知りました。
今回偶然にも、この5人中3人がファンだったので、ASKAさんが命名したこのお店にしかない焼酎、『氣心』を買って帰るだけの予定でした。
が、お店に入ると店のあちこちにASKAさんの写真が・・・。お店の方も我々がファンであることを伝えると大変喜んでくれて、色んな話をしてくださいました。
正直、こんなにASKAさんと近い存在だったとは思いもよらず、まるでASKAさんに会ったような喜びが心底沸いてきたのは、この3人の共通認識でありました。
このお酒の名前である『氣心』がぴったりだった福岡の2日間となりました。
福岡の友人を元氣づけられたかはわかりませんが、私は逆に元氣をたくさんもらったように思います。
いろんなことがあって人生が彩る。
彼の人生は、彩りに満ちた人生であってほしいと思います。
この2日間、友人皆と、そして文句1つ言わず送り出してくれた家族に感謝です。
次回は藤木屋酒店で『氣心』を飲み語らいあいあおう。