城崎温泉
3月17日・18日と、城崎温泉旅行に行って参りました。
両親を連れて旅行にいくという、今年の私の目標が叶いました。
私自身の両親は既に他界していますので、妻の両親、そして妻の姉家族という総勢10人での特別な旅行となりました。
義姉のところには、大学生と高校生の年頃の男の子がいて、義兄も東京で経営者をしているので、集まるのが大変だったと思います。よく来てくれました。
特急こうのとりに揺られ、景色を楽しむこと約3時間で到着。駅前から温泉街という独特な雰囲気を漂わせていました。
何しろ城崎温泉は1300年の歴史があるそうですから、その歴史を感じるだけでも面白いものです。
初日はロープウェイで山頂へいき、城崎や日本海の景色を眺めたり、かわらけ投げを楽しんだり、皆で卓球をしたりして、普段あまりやらないことを味わいました。
そして城崎といえば蟹。
旅館で出た蟹の量の多さには驚きました。後半は味わうというようなものではありませんでしたが、もう無理というほどお腹に蟹が入っておりました。
さて城崎温泉ですから、後は温泉を楽しむ予定ではありましたが、私は温泉に入れないある出来事がありました。
それはまた違う項目で触れますが、3月13日に急遽の手術をしたのです。傷口からばい菌が入らぬよう、温泉は控えなければなりませんでした。
残念ではありますが、足だけはしっかり浸かって、そして甥っ子たちやお義父さんと色んな話が出来たことは味わい深い、良い時間となりました。
2日目は、城崎マリンワールドを楽しみました。
子供たちにとっても、我々大人にとっても、かけがえのないのない時間となったことでしょう。
師匠がよく言う、『Time is life』をまさに感じた2日間です。時間は命そのもの。
一生、忘れることのない命(時間)、本当に感謝です。
※城崎温泉で、志賀直哉の『城崎にて』を読んでみました。生と死に対する一つの問いが、私の近況(死生観や手術)ともリンクするところがあって、じわっと心に残るものとなりました。