同級生の死から3年
中学、高校と同級生であり、高校時代は同じ陸上部に所属していた友達の死から、3年が経ちました。
2015年の2月、彼は自殺しました。
遺書も見当たらず、わずか数百円という財産を握りしめ、なにもない部屋で亡くなっていました。
高校を卒業してからは、彼とはほとんど会うことはありませんでしたが、彼が自殺する直前まで交流があった別の友も、自殺をするような予兆を感じなかったというほどですから、謎ではあります。
彼の命日近くになると、毎年、彼がよく通っていたbarに同級生で集まり、彼を偲ぶ会を行っています。
彼のことを思い出す良い機会にもなりますし、また同級生が集まり、皆で思出話に花を咲かせることで、少しでも彼の供養になればと思います。
人生には毎日色んなことがおきます。
決して良いと思えるこたばかりではなく、どちらかというと思うようにならないことが多いものです。
思うようにいかず、心が辛い時、支えになるのは思想もありますが、やはり家族や友人でしょう。
そんなときに、お互いさまと心で支えあえるような関係でいたいと思います。
また1年後、彼の命日に、皆がこのbarに集うことを切に願います。