dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

『断片をつなぎあわせる人』になる。

私には、この人生をかけて
やっていきたいことがあります。

というよりは、以前から考えていた、
もやっとしたものが、ようやく行動に移せる
形になる時が来ました。

これが、『夢』という大それた言い方には
当てはまりませんので、小さな夢、役割とでも
位置づけておきましょう。

タイトルにありましたように、
『断片をつなぎあわせる人』になりたいのです。


それはなにか。


私は、戦争を体験された方々のそれぞれの体験を
知り、また政治的、国家的に戦争に向かっていく
背景を学び、一般大衆が戦争を美化していく力が
どう働いたかを研究し、それらをつなぎあわせ、様々な角度から『あの戦争』を、私たち世代
もしくは次世代語りつないでいくことです。

あの戦争を体験された方の中に、二度と過ちを
繰り返さないためにと、ご高齢でありながらも
日々語り部として活動されている方が、
今日もたくさんいらっしゃいます。

体験されたそれぞれの立場から、
戦争という絶対悪を語っておられます。

しかしながら、もう5年・10年もすれば、
戦争を体験された方々はほとんど
いなくなるでしょう。

そうなった世の中で、誰があの戦争を、
あの戦争に向かっていく過程を、
誰が伝えられるのでしょうか。

それは、我々の世代だと思うのです。

大きな違いは、私には戦争の体験が全くない
ということです。

しかし、だからこそ今、沢山の体験話を聞き、
学ぶことによって、誰よりも戦争を体験された
方々の話を聞いてきた、

そして、それぞれの体験=戦争の断片を
つなぎあわせ、『戦争』というものを多面的に
語ることができると思うのです。

あの戦争、そして時代をもっと学び、二度と過ちを繰り返さない未来を作っていくことが、日本人と
して生まれた使命であると、私は感じています。

仕事をしながらの両立には、かなり負担も出るで
しょうが、まずはやってみようと思います。

目的は明確になりました。

あとは目標設定です。

当面は、戦争を体験された方々にお話を
聞くことからスタートです。

進んで参ります。