dantelのブログ

日々の心境、思想、学び、気づき等を書き留めています。いつか、後世への遺物となることを願っています。

容積定量説と容積不定量説

人生には、『容積定量説』と『容積不定量説』
の2つの考え方ができると、探検家の
西堀栄三郎さんは言われています。

容積定量説というのは、人間のキャパには
限りがあり、何かを選択すれば、何かを
捨てなければならないという考え方です。

例えば、1,000CCのビーカーがあったとします。

その中に、800CCを仕事で埋めました。

そうすれば、残りのスペースは200CCしか
ありませんので、そのスペースで家族の時間、
趣味の時間を過ごさなければならないですね。

これが容積定量説であり、ほとんどの方が
こういった考え方になっていると思います。


しかし、容積不定量説ではどうでしょう。

定量ですから、先程のビーカーのような
キャパは決まっていません。

ビーカーではなく、実は風船のようになって
いて、膨らませばキャパはどんどん
拡がっていくという考え方なのです。

仕事も沢山やりますが、
趣味もたっぷり充実し、それだけではなく、
家族とも大変時間を取って、
有意義な人生にすることができるのです。

容積不定量説には、ポイントがあります。

それは、『本当にしたいことをしている』と
いう事です。

本当にしたいことなら、どんなに辛くても、
忙しくしていても、時間を割いて
やれるものです。

そうです。風船のように膨らませるのは、
やりたいという内から沸いてくるエネルギー
なのです。

そんなものがある人生は、どんどん容積が増し、
どんどん充実していくと思います。

あんなに仕事で忙しいのに、家族との時間も
大切にし、自分のやりたいことに挑戦し、
様々なことに取り組んでいる。

そんな人が、皆さんの周りにもいると思います。

容積は不定量

私はそんな人生を選択していきたいものです。