心の才能

シンクロナイズドスイミング日本代表ヘッドコーチである、井村雅代氏の講演会に参加して参りました。

数々の講演会でしか聞けない、テレビでは報道されないようなオリンピックエピソードは、非常に面白いお話でした。

しかしながら、オリンピックで必ずメダルを掴む、その指揮、指導面のお話は、かなり印象に残りました。

特に心に残ったのは、『心の才能』というお話です。

井村コーチは、講演会で全国を回っていると、よくこんな質問を受けるそうです。

『シンクロの選手になるためには、どんな才能が必要ですか?』

それに対して、井村コーチはこう答えるそうです。

『手足が長い。顔が小さい。体が柔らかい。音感やリズム感があるなどなど、あったほうがいいです。』

しかし、それは身体的な才能です。身体的な才能は、恵まれている人、恵まれていない人がいますが、例え恵まれていなくても、動きでカバーできるのです。

しかし、絶対に必要な才能は、身体的な才能ではありません。絶対に必要な才能、それが、『心の才能』なのです。

心の才能とは、何か壁にぶつかったときに諦めず、もっと頑張ろうと素直に思える気持ちです。

これがなかったら、一流になることはまず無理だと、井村コーチは言います。

この才能は、シンクロナイズドスイミングに限りません。あらゆるスポーツ、職業、いや、人生といってもいいでしょう。

すべてがうまくいく人なんて、この世にはいないと私は思います。

様々な壁にぶち当たった時、諦めてしまうのか、それとも乗り越えようと努力するのか、それは、心の才能があるかないかで、大きく変わってしまうのです。

自分にしっかり言い聞かせ、また一歩、成長していきたいと思いました。