便利の数だけストレスがある。
ふと世の中を考えてみますと、実に便利なものが増えた事に気づかされます。
例えば、スマートフォン。
これさえあれば、電話も映画も音楽も、買い物だって出来てしまいます。
私が生まれた38年前には、こんなものはありませんでした。
スマートフォンがあれば便利になった分、ストレスも増大したように思います。
例えば、メールやLINE等で連絡をとっていても、なかなか返事が無かったり、既読がつかないと、まだ見ていないのか?と、不満を抱く時があります。
また、スマートフォンを家に置いたまま出掛けますと、それだけで、『仕事の連絡は入っていないかな?』等、ソワソワしてしまいます。
便利を求める欲望が極大化するにつれ、そのお供にストレスは付いてくる。
そして、便利に頼るゆえに、ストレスに弱くなる。
市場経済は、更なる便利を開発していくでしょう。
しかし人間は、相反する『精神の高み』を学んでいかなくてはならないと思う、今日この頃です。