人生に何かを期待するのではない。

ヴィクトール・フランクルの夜と霧を
師匠の研究会で学びました。

1942年、ナチスによるユダヤ人への人種差別、強制労働が始まりました。

ユダヤ人たちは、強制収容所に集められ、
その殆どが、過酷な労働、病気、また兵器により殺害されました。

その死の収容所に連行された、精神科医フランクルが、卑劣な環境の中で人は何を思い、どんな行動を起こし、それでもいきる意味を見いだしていく、そんな素晴らしい名著が、『夜と霧』です。

フランクルの言葉には、机上で培われた精神だけではなく、死と常に向き合ってこられた体験によって、物凄い力を感じます。

今回の勉強会で、特に印象に残ったフランクルの言葉が、2つあります。


ひとつは、


『人生に何かを期待するのは間違っている。人生が、あなたに期待しているのだ。』


そしてもうひとつは、


『あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つの自由、それは自分の態度を選ぶ自由、自分のあり方を決める自由である。』

このふたつの言葉は、私に衝撃を与えました。

人生をこうしたい!ああしたい!
何故に思う通りにならない!
と、人生をコントロールするのではなく、

人生側から、何をあなたに期待しているのか?という視点を全く逆にするのです。

また、後者では、
何もかも奪われたとしても、その時の自分の態度は、自由に選べるということです。

フランクルには、絶望を希望に変える力があります。

非常に意味のある、研究会でした。
フランクル、読んでみます。