LIFE SHIFT
『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著書を、読み返しています。
長寿化は益々進み、国連の推計によれば、日本の100歳以上人口は、100万人を超える見込みだそうです。
100年生きる時代の到来。
若い、老いの根本的概念が変わる時代が来るといっても、過言ではありません。
そんな時代が到来すれば、『仕事という概念』も、大きな変化が起こると、著者は指摘します。
例えば、現在のライフプランでは、教育期間(プレステージ)、仕事、責任期間(アクティブステージ)、引退、老後(グットタイム)と、3ステージで形成されています。
しかしながらこのプランでは、長寿化が進んだ後、65歳引退後は35年もの老後を過ごすことになります。
それは、金銭面的(年金)でも厳しい現実が待っています。
長寿社会を生きるためには、この既存のライフプランでは、到底、3つのLife(生活、生きがい、命)を満足に味わっていくことが、不可能になるでしょう。
本書では、古い常識(人生プラン)から脱却し、新たなライフプランを形成していかなければならないことを指摘し、具体的に、新たな価値観を用いた生き方を様々な視点から書かれています。
家庭に1冊。
是非持って置かれることをお勧めします。
『徳』の定義
『徳』とはなんと定義つけるでしょうか。
以前、師匠に教わったことがありますが、師匠は『徳』をこう定義づけておられました。
【一生の内に使える心のエネルギーの総量】
心のエネルギーが高いと、徳を積むような行動が出来るようになり、心のエネルギーが低いと、徳よりは自分のことばかり考えてしまい、徳ではなく得を選ぶようになってしまいます。
心のエネルギーを高めるには、やはり本を読み、人生を心得、正しい判断、人には優しくする生き方、あり方を訓練していかなければなりません。
得をする生き方ではなく、徳を積む生き方。
少しずつでも、そういった生き方が出来るようになりたいものです。
母の日に
母の日に、娘と一緒に選んできた『くまのぬいぐるみ』を、妻にプレゼント致しました。
金曜日の夜、長女とこっそりプレゼントを買いにいき、今日の朝まで隠しておきました。
実は妻にはこっそり、プレゼントがあるよ!と私から伝えてはいましたが、中身は教えていませんでした。
朝、プレゼントの包装紙を丁寧に剥がすと、くまのぬいぐるみにビックリしていました。
くまのぬいぐるみは、長女、次女ともに一つずつ、大切にしているものがあります。
そして、妻にもくまのぬいぐるみを持って欲しいということで、選びました。
チェック柄のくま、ということで、名前は『チェッくまちゃん』です。
家族皆にとって、よい母の日になりました。
緒方洪庵
『緒方洪庵(おがた こうあん)』という人物をご存知でしょうか?
江戸末期に今の岡山で生まれた洪庵は、医者でありました。
蘭学を学び、当時普通の医学だった漢方ではなく、オランダ医学の蘭方医となり、西洋の医学を取り入れた、かなりの名医だったようです。
洪庵は1838年から大阪に移り、『適塾』なる私塾を開き、多くの武士、医師などを中心に、身分を問わずに蘭学を啓蒙したそうです。
適塾の塾生には、福沢諭吉や大村益次郎がいたというので、この塾の凄さが伺えます。
洪庵は、名を求めず利を求めず、患者に尽くした素晴らしい人物だったといいます。
世のためにつくした生き方は、本当に美しい。
見習うべき偉人だと思います。
今日、仕事の合間に行って参りましたが、当時の間取りを再現し、非常に見ごたえがありました。
2階には、塾生たちの大部屋がありましたが、真ん中に備え付けられた柱は、刀の傷跡が生々しく残っていました。
血気盛んな若い塾生たちの、若気の傷とでもいうのでしょうか。
ビジネス街のビルの中に、当時の雰囲気のまま残された適塾は、大阪が誇る文化遺産の一つであることは間違いありません。
良い時間を過ごさせていただきました。
家紋セミナー打ち合わせ
8月に開催する、家紋セミナーの第1回目の打ち合わせをして参りました。
対象が小学校の高学年。
当日ご縁を頂く子供たちに、家紋という知識だけではなく、何かしら残るような、少しでも、役に立てていけるような、そんな事が伝えられたらなぁと思います。
それまでに、家紋についてしっかり学習しておきます。
明日は少し余裕があるので、買い溜めた本を読もうと思います。
よく見る夢
私は寝ているとき、よく夢を見るほうなのですが、週に2、3回は父や母、祖父や祖母が現れてくれます。
そして夢の中では、父や母たちとよく会話をします。
ごく日常の会話が多いのですが、稀に、『今』の話をすることがあるのです。
私の父も母も、祖父祖母も、他界しています。
他界している状況で、今のことを会話をしている、そんなシーンがあるのです。
『あの世はどう?』と私が聞くと、母は、『ボチボチとやってるよー!』とか、
『体の具合はどう?』と聞くと、『だいぶとマシ。日によってはとても元気でいれているよ。』
など、こんな会話がごく自然に出来ているんです。
ただただ、私の想像だけかもしれませんが、もしかしたら、夢の中では、他界した家族が逢いに来てくれているのかもしれません。
こんな夢がいつまでも見続けられたらと願う、今日この頃です。
充実した1日
ゴールデンウィーク最終日の今日、目まぐるしく充実した1日となりました。
午前中は、久しぶりにソフトボールの試合でした。
天気もよく、朝から気温も高い中での試合は、よーく焼けました。
午後からは、お世話になっている工務店さんで、セミナーをさせて頂きました。
今回は、3つのLIFEの中の、くらしに重きをおいた内容を講師としてお話致しました。
セミナー後、一人の方が、近い将来に来るべき老後の、一つの不安を相談に来られました。
その方は、このセミナーで気付きを貰えたことと、いよいよ対策に向けて動こうという気持ちになったことで、明るい表情になられたのが印象的でした。
夕方からは、幼稚園から一緒である同級生への、結婚サプライズビデオ撮りを行いました。
取り仕切ってくれている友達の元、同級生や馴染み深いメンバーがあつまり、サプライズビデオを撮影しました。
こうやって、協力的な友人たちを持つ自分が、本当に恵まれているなぁと、改めて感じました。
仲間に感謝です。
非常に疲れましたが、公私ともに、充実感のある1日でした。
母の誕生日
5月5日は、母の誕生日です。
生きていれば、今年で73歳になります。
娘が率先して、『おばあちゃんに手紙を書こう』と、行ってくれました。
母へのメッセージと似顔絵を、家族4人がそれぞれ書いて、仏壇に添えました。
きっと喜んでくれていることだと思います。
優しい娘たちを、誇りに思います 。
福知山へ
5月4日は毎年、お義母さんの実家である福知山で過ごします。
今年も晴天の、素晴らしい天気に恵まれました。
福知山に向かう道中、舞鶴道から見える山々の木々が、きれいな緑色を魅せてくれて、運転を楽しませてくれました。
福知山の三段池公園で少し遊んだ後、実家に到着。
親戚一同が集い、バーベキューをしながらわいわいと、各々が言いたい事を言い、聞きたいことを聞く。
今年も、この独特で面白い時間を、充分に味わいました。
午後からは、妻と観音寺に参り、七観音巡りなどを楽しみました。
観音寺は、別名あじさい寺と呼ばれ、6月には約1万株のあじさいが鮮やかに咲き乱れるそうです。
是非一度、6月にも来てみたいものです。
娘たちも、たくさん遊んでもらったようで大満足。
世は無常であり、常ではありません。
だからこそ、この当たり前のように集まれることに感謝です。
5月4日をありがとう。